ウェディングブーケをプリザーブドフラワーにする。
ちなみにここで言うウェディングブーケにはカラードレスブーケという意味合いも含めてお話を進めて行きます。
これは何が良いのでしょうか?
それはプリザブードフラワーの長所が生きるということです。
①「長期間、鑑賞を楽しめる」
②「結婚式の前に手元に届く」
③「お色直しの時に変化がつく」
大きくこの3点が挙げられます。
ではそれぞれについて説明していきましょう。
①「長期間、鑑賞を楽しめる」
結婚式が終わった後でも、持ったブーケを飾ることができるので見る度に結婚式の日の思い出を振り返ることができます。
また誰かにプレゼントしても受け取った方が飾れますし、生花のブーケより軽いのでお持ち帰りがしやすいので喜ばれます。
飾る際には埃が被らないようにアクリルのケースに入れたり扉の付いた棚に入れてシリカゲルのような乾燥剤を入れてあげると劣化の防止になります。
②「結婚式の前に手元に届く」
式場にブーケをお持ち込みする場合、生花だと当日直前の受け取りになってしまいます。これはお花の品質を保つためには仕方がないことです。
せっかくの結婚式に萎れた花では花嫁さんがかわいそうなことになってしまいますし、写真栄えも良くありません。
お持ち込みの場合は現場でメンテナンスもできない場合が多いので私は生花のブーケのお持ち込みはお勧めしてません。
結婚式当日のカップルや関係者は非常に忙しく余計な負担が増えてストレスになることは減らした方が結婚式を楽しむことができるからです。
その時のカップルの心境は正に「本番直前」。
ナーバスになってしまうことが非常に多いのです。
プリザーブドフラワーのブーケであれば結婚式の前にお手元に届き内容を直に確認できます。
お持ち込みのアイテムを事前に持って行ける式場・会場であれば前もって預けることができ、当日に受け取るだけにできるので
「ブーケが時間通りに来なかったらどうしよう」
という不安が解消されます。
また前撮りをされる場合はそのブーケを使って写真を撮って頂ければ別のブーケを用意する必要がなくなるのも前もってブーケが届く利点です。
③「お色直しの時に変化がつく」
生花のウエディングブーケには瑞々しいフレッシュさ、自然の香り、生命を感じる重量感、その瞬間に最大限の美しさを見せる花々からの祝福などの長所があります。
対してプリザーブドフラワーのブーケは花の輝く時間を止めた人工的な美しさが特徴なのでアンティークな雰囲気によく調和します。
羽やパールといった植物以外の素材との相性も良いのでデザインの幅も広がります。
また重量が軽いという物理的な質感が視覚的にも伝わるのでカジュアルであったり、ポップであったりという印象を与えます。
ドレスの雰囲気に合わせて生花のブーケとプリザーブドフラワーのブーケを使い分けるとお色直しの効果がハッキリします。
以上がウェディングブーケをプリザーブドフラワーにすることの良いことでした。
ウェディングブーケの候補の中に含めるきっかけになれば幸いです。